
物語を続ける使命。プランナー、アートディレクター、エンジニアが語る4周年を迎えた『ヘブバン』のこれまでとこれから
2022年2月のリリースより4周年を迎えた『ヘブンバーンズレッド』(以下、『ヘブバン』)。2025年12月末にはメインストーリー第5章後編が開幕し、物語は新たな展開を迎えています。
今回は『ヘブバン』と共に成長を続けてきたプランナー、アートディレクター、エンジニアの3名にインタビュー。4周年までの道のりや『ヘブバン』らしさをどのように生み出しているのか聞きました。

学生時代に参加したグリーグループの2Dayインターンシップ「GREE Camp」をきっかけに、2018年新卒でグリーホールディングスに入社。『消滅都市』の2D背景を担当した後、公開前の立ち上げ期から『ヘブンバーンズレッド』チームに参画。アートディレクターを担当している。

コンシューマーゲームの制作会社から「よりお客さまのリアクションを感じられる場所で働きたい」と考え、2022年にライトフライヤースタジオへ転職。『ヘブンバーンズレッド』リリース半年後からチームに参画。新機能開発などを担当している。

就職活動の中で、自身に対していちばん時間をかけてくれたと感じたグリーホールディングスに2019年新卒入社。エンジニアとしてキャリアをスタートさせ、リリースとほぼ同時期に『ヘブンバーンズレッド』チームに参画。現在はバトル機能の開発を主に担当する。
ヘブバン4周年は、道なかば。物語は続いていく
── 2026年2月で4周年を迎えた『ヘブバン』ですが、みなさんの素直な気持ちをお聞かせください。
菊池あっという間だったというのが素直な感想ですね。リリース前は早くお客さまに届けたいという思いで尽力していましたが、リリース後は毎月のようにイベントを実施し、非常に密度の濃い日々を過ごしていました。
内田4周年といっても、まだ道なかばだと思っています。達成感よりも、通過点のような感覚。私はこの作品とより長く歩んでいくつもりで働いているので、4周年は折り返しですらないです。まだまだ走り続けなければなりません。
これだけ大規模な作品を長く続けていくのは、自分のキャリアだけでなくライトフライヤースタジオにとっても新たな挑戦といえる領域です。簡単に終わらせてはいけない作品ですし、『ヘブバン』を長きにわたって愛される作品へと育て上げることは、さらなる成長を目指す私たちにとっても大きな価値になると思っています。
菊岡私が入社したのはリリース直後で、お客さまが増えていく中で「どうコンテンツを拡充し、 盛り上げていくか」という時期でした。4年と言われると「もうそんなに経ったのか」というのが素直な気持ちです。これほど長い期間プレイしてくださっているお客さまに感謝しながら、これからもまだまだ物語を続けていきたい、そんな気持ちが一層強いですね。

── みなさんにとっては通過点の4周年なんですね。振り返ってみて印象に残っていることを教えてください。
菊池最初は3D背景を担当していましたが、この4年で3Dを軸としたメインストーリーやカットシーン、バトルコンテンツなど自分が関わる範囲がどんどん広がった4年間でした。施策に対しても「やってみたい」と自然と関わるチャンスをいただけて、挑戦できる機会がとても多かったと感じています。
昨年12月末に公開されたメインストーリー第5章後編を含め、これまで公開されてきたメインストーリーは私たちも時間をかけて何度も試行錯誤を繰り返しながら進めてきたものです。メインストーリーの制作は節目ごとに思い出は残っていますね。共通しているのは、いずれも限られた時間の中で「あと少し、ここを詰めよう」「もっと良くしよう」とせめぎ合いながら進めている時間は、苦労というよりも楽しさを感じる部分です。

── メインストーリーはどのように仕上げていくのでしょうか?
菊池いただいたシナリオを株式会社ビジュアルアーツさまとライトフライヤースタジオでやりとりをしながらより良いものに仕上げていくイメージです。「もうひと声、盛り上がりがほしい」など本当に細かい部分までクリエイター側からの提案でストーリー体験を調整することも多々あります。
メインストーリー第5章後編でもキャラモデルのアップデートを行っていますが、リリース当初と比べると技術の進歩に合わせて自由にフィールドも動けるようになったり、映像の品質が上がったり、ちょっとリッチなゲーム体験ができるようになったり、お客さまにより楽しんでいただけているのでは?と感じています。
「らしさ」を残しながら、進化するゲームを
── みなさんが『ヘブバン』を制作するうえで意識していることを聞かせてください。
菊岡メインストーリーだけでなく、ライブモード(リズムゲーム)や大島屋物語の経営シミュレーションゲームのような、様々なコンテンツを通して、新鮮さを体験していただけるよう心がけています。同時にそれは、より多くの人に『ヘブバン』の物語に触れていただくためのきっかけづくりでもあります。
Xを見ていて、小学生くらいの子がライブモードを楽しそうにプレイしている動画を見つけたときは、作って良かったと心から思いましたね。
内田エンジニアとしては、バトルの機能が進化し続ける中で、いかに開発を安定させるかが課題でした。メインストーリーに加えイベントや各種バトルコンテンツ、新スタイル向けの機能開発と同時に行っているので、その物量に忙殺されないよう、スケジュールの見直しやドキュメント化など、いろいろ試行錯誤しました。進化し続けるための体力を維持するためにも、無理のないスケジュールで成果を最大化する体制にしていきたいですね。

── 『ヘブバン』らしさを残しながら、進化し続けるって大変なことではないでしょうか?
菊岡ある種、挑戦し続けることが『ヘブバン』らしさにつながっているとも感じているんです。物語にフォーカスされている作品であるからこそ、どうやったらより深く没入し、より強い感動へと更新することができるのか。そこに挑戦し続ける姿勢が『ヘブバン』らしさなんだと思っています。
── ここまでこだわりが詰まった作品だと、クリエイター同士で意見がぶつかる……なんてことはないのでしょうか?
菊岡どちらかというと手を取り合って壁を乗り越える方が多いですよね?
菊池私もそう思いますね。きっとこの中だと内田さんに「〇〇がしたい」「こう表現したい」と相談がいくことが多いのでは……と。
内田プランナーやデザイナーから「こういうことを実現したい」と依頼を受けた際に、単に言われた通りに開発するのではなく、作業前の段階で「本当はその施策で何を表現したいのか?」という部分をしっかりヒアリングするようにしています。最初のうちに必要な情報をインプットして整理しているので、後になって意見が食い違ったりするようなトラブルは起きづらいと思っています。
── 内田さんがエンジニアとして特に意識していることはありますか?
内田開発において大切にしているのは「揺るがない部分」を明確にしておくことですね。
私たちエンジニアは、「ゲームエンジニア」であると同時に「ソフトウェアエンジニア」でもあると思うんです。ソフトウェアとして堅牢に作りながらも、プランナーさんやデザイナーさんが後から調整できる遊びの要素をどれだけ残せるか、それらを切り分けて設計していく必要があります。そのためには、「本当に作りたいもの」「本当に表現したいこと」は何かをヒアリングして明確にすることが重要です。10年経っても最前線で生きたゲームとして遊んでもらうためには、この2つの視点を持つことが重要だと思っています。

お客さまと共に『ヘブバン』の未来を描く
── これからどんな人と一緒に働いてみたいですか?
菊岡「こういうゲームを作りたい、ここが面白いんだ!」という強いビジョンを持っている方と働きたいです。ライトフライヤースタジオは、個人の掲げるビジョンに対して、初めから「NO」を突きつけることがない会社。どうしたら実現できるかをチームで追求できるので、作りたいものがある人にはどんどん挑戦できる環境だと思います。
もちろん『ヘブバン』が大好きな方もウェルカムです。好きな人だからこそ出てくる視点やアイデアもあるので、それらが作品に反映される楽しさを感じながら活躍していただけると思います。
内田覚悟が決まっている人。『ヘブバン』の未来をお客さまに届け続けるために、失敗を恐れず、覚悟をもって挑戦し続ける人と働きたいです。世の中のコンテンツの生産・消費スピードは加速し、もう目の前のことを頑張るだけでは報われない時代です。そんな時代を生き残るために、自ら考え挑戦し続けられる人が、きっと新たな未来を切り開くのだと思います。
菊池お客さま目線で作品に関わっていける人がいいと思っています。また5年後、10年後、どういうゲームが愛されていくのか考え続けられる人と一緒に働きたいですね。
自分自身も「このこだわりは、お客さまに喜んでいただけるか?」「本当にお客さまに必要か?」という問いを常に持ち続けています。お客さまがいてこその『ヘブバン』ですからね。

── ありがとうございます。最後になりますが、10周年を目指す『ヘブバン』の未来をお聞かせください。
菊池少しでも長くお客さまから愛されるゲームにしていきたい。これに尽きるな、と思います。そのためにも新しい挑戦や施策を続けていきたいです。
内田『ヘブバン』はこれまで多くの人たちの期待を超えて進化し続けてきた作品です。これからもさらなる進化を続けて、作る人も、遊ぶ人も一緒にワクワクできるような作品にしたいと思っています。
菊岡この4年間は、お客さまも主人公の茅森月歌(かやもりるか)と共に色々な戦いを乗り越えてきたと思います。それは単にゲームをプレイしていただいた、というだけではなく、お客さま一人ひとりの大切な人生における「4年」という貴重な時間を共に過ごしていただいたことだと思っています。だからこそ私たちは最高の物語体験を目指さなければいけないと思っていますし、そんな『ヘブバン』の未来をお客さまと共に歩んでいきたいです。
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