3年ぶりの全社総会で大盛り上がり!「Wright Flyer Party22」をレポート

コロナ禍でオフラインの社内行事が軒並み中止となるなか、2022年6月29日、3年ぶりに開催したのが「Wright Flyer Party22」という名の全社総会。

ライトフライヤースタジオのこれまでの歩みを振り返りつつ、オンラインでコミュニケーションをとる機会が多かった社内の方々が直接話せる、貴重な場となりました。また今回は初の試みとして、オンライン/オフライン同時開催を実現しました。

今回は、そんなPartyの様子をレポートしていきます。

乾杯の挨拶。「この2時間を全力で楽しみましょう」

これまでライトフライヤースタジオが手がけてきたゲームを総集したオープニング映像とともに幕を開けました。

まずは、Business Development本部 本部長、柿沼による乾杯の挨拶です。

2014年にライトフライヤースタジオが始動してから、常にゲームをつくり続けてきた歴史を振り返りつつ、「仕事は色々ある。嫌なことがあったり、うまくいかないこともあったりするでしょう。でも、今日はがんばってきたみんなを労う会です。この2時間だけは辛いことも忘れて、全力で楽しみましょう」とコメント。会場の方々、そしてオンライン参加のみなさんも一斉に「乾杯」をしました。

歓談の時間では、食べ物や飲み物を口に運ぶ際以外はマスクを着用し、感染症対策も万全です。

MVPと社長賞の発表。受賞者の熱意あふれるコメントが続く

メインコンテンツのひとつである「FY22 下期本部MVP 授賞式」がスタート。個人賞、プロジェクト賞と受賞発表が続きます。

ここでは受賞者とその推薦者、そしてそれぞれのコメントをご紹介します。

<個人賞>
ビジネススタッフ賞
Studio本部 Marketing部 Marketing グループ 五十嵐 美里
(推薦者・Studio本部 Marketing部 部長 小泉 義英)

小泉(推薦者)五十嵐さんは4年前に新卒入社して「新卒MVPを獲りたいです」とがんばっていたんです。それで3年前の総会のこの場所で、新人賞にノミネートされたもののMVPにはならず、五十嵐さんと2人で泣いていたんですよね。
3年経った今日、同じ場所で受賞できて僕自身がとても幸せです。『ヘブンバーンズレッド』(以下、『ヘブバン』)をより盛り上げていきたいと思っているので、引き続き一緒にがんばっていきましょう。本当におめでとうございます。

五十嵐(受賞者)3年前に新卒MVPを逃して、当時この会場でくやしい思いをしていたのですが(笑)。4年経ってライトフライヤースタジオの看板になるようなタイトル『ヘブバン』に関われて、素晴らしい開発のみなさんをはじめとするスタッフさんと一緒にマーケティングできてとても嬉しいです。引き続き精進して参りますので、よろしくお願いいたします。

エンジニア賞
Studio本部 Technology Development部 Engineering 2グループ 奥村 典史
(推薦者・Studio本部 Technology Development部 部長 紙谷 憲)

紙谷(推薦者)奥村さんは、『ヘブバン』のメインプログラマーとして技術を牽引してくれました。そして技術だけでなく、プロジェクト全体を引っ張るというライトフライヤースタジオが求める理想のエンジニア像を体現してくれた。もう文句なく、エンジニアのトップは奥村さんだと、満場一致で決まりました。本当におめでとうございます!

奥村(受賞者)『ヘブバン』をリリースしたのは2022年の2月で、自分が入社したのは2012年の2月なんですよ。ちょうど10年という節目のタイミングで良い結果を出せて良かったです。
この個人賞ですが、実は少しだけ「もしかしたらな」と思っていて(笑)。周りの人も「あるかもしれないですよ」と言ってくれていたので、その通りになって本当に嬉しいです。事前に言葉を準備しておきたかったのですが、ここに立つともう何も浮かばないですね。
とにかく、このチームで『ヘブバン』をつくれて良かったです。最高のチームで働けたのが、僕の誇りです。ありがとうございました。

クリエイター賞
Studio本部 Produce室 UI/UXチーム 長崎 二郎
(推薦者・Studio本部 Produce 室 室長 下田 翔大)

Studio本部 Studio1部 Art2グループ 大神田 彩
(推薦者・Studio本部 Studio1部 部長 村野 大輔)
産休中のため欠席

下田(推薦者)このスタジオが小さいときから様々なプロダクトのUIを引っ張ってきた長崎さん、おめでとうございます。『ヘブバン』では自ら現場の前線に立って「自分自身の手で良いUIをつくる」と背中を見せることがみんなのためになるんだと考え、その姿勢を貫いて成功した。こんな稀有なクリエイターがこのスタジオにいることが本当に誇りです。

長崎(受賞者)UIは僕がつくったような言い方をしてくれましたが、エンジニアやデザイナー、企画の方々にも本当に頑張っていただけて、みなさんの協力のおかげで良いものができました。同じく受賞した大神田さんと連携できたおかげでもあります。
『ヘブバン』チームは非常に優秀な方が多いので、それに刺激されて私も頑張る事ができました。感謝しています。今後ともがんばっていきますのでよろしくお願いいたします。

村野(推薦者)大神田さん、本当に偉業を成し遂げてくれました。Artディレクターとして、そしてArtチーム全体のマネージャーとして、人の面倒を見ながらクオリティを担保する。その両方の責務を担うのは大変だったでしょう。
現在は産休中ですが、復帰したらライトフライヤースタジオの第一線で再び活躍してほしいです。『ヘブバン』チームのみなさんお疲れさまでした。そして大神田さん、本当におめでとうございます。

プロダクトマネージャー賞
Studio本部 Studio1部 Game Design 2グループ 小沼 勝智
(推薦者・​​Studio本部 Studio1部 部長 村野 大輔)

Studio本部 Studio1部 Game Design 2グループ 養田 直倫
(推薦者・​​Studio本部 Studio1部 部長 村野 大輔)

村野(推薦者)自分が4年前に入社し、小沼さんに会って色々話をしたときに何度も言っていたのは「『ヘブバン』で1位を獲るのが僕の目標なんです」という言葉。すごいなと思いました。
そして宣言通り、本当に素晴らしいものをつくり上げました。そもそもクリエイターとしての情熱を4年間継続すること自体、大変なことです。でもそれを継続し、リリースまでやり切って1位を獲った。素晴らしいです。小沼さんを尊敬します。

小沼(受賞者)この数年間、自分の仕事を見守り、助けてくれたライトフライヤースタジオの創業者である荒木さんをはじめ、村野さんなどすべての人に恩返しをしたくてがんばってきました。辛くて挫折しそうになったことは正直、数え切れないほどあります。
でも、チームのみなさん、柿沼さんや下田さんにも「なんとしても恩返しをしよう」「ライトフライヤースタジオで1番を獲ろう」という想いでここまでやってきました。それが実現し、みなさんに結果で恩返しができて良かったです。ありがとうございました。

村野(推薦者)『ヘブバン』チームにジョインして、一番難しいであろう、ゲームの面白さと売り上げを両立すべく、バトルのバランスを最後の最後まで詰めてくれました。途中で陽太さん(代表取締役社長・柳原 陽太)の茶茶が入りながら、苦労するところもあったでしょう(笑)。そんななかでよく重責を果たしてくれました。
売り上げとゲームの面白さを両立したのは、スマホゲームのプランナーとして本当に稀有だと思います。業界に誇れる養田さんを尊敬します。お疲れさまでした。

養田(受賞者)『ヘブバン』チームは本当にすごい人がいっぱいいます。そのなかで自分が優れている点を挙げるなら、すごい人たちに適切に頼れることかなと。タイトなスケジュールの中でも必要な業務を全うしてくれるみなさんのおかげで本当に良いゲームになりました。
これからも周りの方々にお願いすることが多いかもしれませんが、引き続きよろしくお願いいたします。

マネージャー賞
Studio本部 Studio1部 Game Design 2グループ笹川 龍太
(推薦者・​​Studio本部 Studio1部 部長 村野 大輔)

Studio本部 Produce室 Technical Artチーム岩本 高志
(推薦者・Studio本部 Produce 室 室長 下田 翔大)

村野(推薦者)笹川さんに初めて会ったとき、小沼さんと一緒で「絶対1位を獲ります」と言っていましたよね。何年もの間、その意志を曲げず、笹川さんほどのポテンシャルのある人ががんばってくれた。当初はプランナーでしたが、いつの間にかマネージャー、そしてシニアマネージャーになり『ヘブバン』の大がかりな人員拡大も全部担ってくれました。
人員拡大って本当に難しいんですよ。でもそれを受け入れて、ちゃんと機能させてこれだけのゲームをつくり上げた。全部やり切った笹川さんは本当に素晴らしいです。

笹川(受賞者)ノミネートされたのは嬉しくて、でもMVP受賞まではないかなと思っていたのでめちゃくちゃ嬉しいです。ありがとうございます!
自分もそうですけど、『ヘブバン』チームのメンバーの名前が挙がっていたり、受賞してステージで話していたりする姿を見られて、とても感慨深いです。みんなでがんばってきて良かった。引き続きがんばりますのでよろしくお願いいたします。

下田(推薦者)ライトフライヤースタジオは2Dゲームの積み重ねで技術が発展してきました。そこから3D技術を蓄積するにあたり、岩本さんが先頭に立って技術をつないでくれた。だからこそ、『転生したらスライムだった件 魔王と竜の建国譚(まおりゅう)』(配信:株式会社バンダイナムコエンターテインメント)『ヘブバン』がリリースできました。
今のプロダクトは、岩本さんがいたからこそ開発運営できています。あと、自分が立ち上げたものも含め、うまくかたちにできなかったプロダクトの失敗まで全部岩本さんがつないで、技術を蓄積し、成功に導いてくれました。まさにライトフライヤースタジオの目指すVALUEのひとつ、「RETRY(挑戦する、何度でも。)」を体現している方だと。
個人的にも『ヘブバン』の成功で救われたひとりです。多くの人のチャレンジの歴史を支え、成功につなげてくれたこと、本当に感謝しています

岩本(受賞者)2021年は複数のプロジェクト進行していて、さすがにしんどいときもありました。でもプロダクトに集中できるよう、チームのみんなが配慮したり、支えたりしてくれたんです。
自分のチームは5人ほどの規模なんですけど、そのみんなががんばってくれたから自分がここにいると思っています。今日オンライン参加しているメンバーみんなに感謝を伝えたいです。ありがとうございます。

<プロジェクト賞>

続いてはプロジェクト賞の表彰です。今回2つのプロジェクトが受賞されました。

「採用応募前年比1.5倍増」プロジェクト

まずは、採用数の増加に貢献した同プロジェクトが受賞。代表して、Human Resources&GeneralAffairs部の木村がコメントしました。

木村日ごろご協力いただいているすべてのみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。
多くの素晴らしい方々にジョインいただけたのには、2つ理由があると思っています。
ひとつはみなさんが本当に協力的で、すばらしい採用をしているということ。もうひとつは、我々がそんなみなさんのこと、会社のことを心からリスペクトしていること。今期はもっと仲間を増やしていきたいので、みなさんよろしくお願いいたします。

『へブンバーンズレッド』セルラン1位獲得プロジェクト

『ヘブバン』は2022年2月10日にリリースされ、配信開始から3日で100万ダウンロードを突破。同月28日には『App Store』セールスランキングで1位を獲得しました。その功績を讃えプロジェクト賞が送られ、小沼が代表挨拶をしました。

小沼『ヘブバン』チームのおかげでこの偉業が達成できたと思います。このメンバーがいなければ絶対に達成できませんでした。みなさんも自分自身を誇ってください。ありがとうございました!
最後は柿沼の一声により、『ヘブバン』チームの全員が壇上に集合。チーム全体の喜びが感じられるひとときとなりました。

<社長賞>

社長賞は、「今回送られた個人賞やプロジェクト賞以外にも、もっと特別な表彰がしたい」「上期のMVPにも労いの機会をつくりたい」「個人賞でMVP候補として挙がったノミネート者にもスポットライトが当たるように」との声からつくられた特別な賞です。



受賞したのは、FY22上期・下期でMVPを受賞した総勢79名!おめでとうございます。

代表で、FY22上期にMVPを獲得したStudio本部 Studio2部 Game Design2グループの井手 輝、長野 賢司が壇上にあがり、プロダクトに関わってくれた方々へ感謝の言葉を伝えました。

さらに、2Dゲームが主体だったライトフライヤースタジオが、ハイクオリティな3Dをつくれるようになるまで、積み重ねと執念を繰り返したとして「ライトフライヤースタジオ 3D技術&組織づくりProject」に携わったStudio本部 Studio1部 副部長の岩本 大祐、Studio本部 Studio 2部 Art3グループ シニアマネージャーの山本 祐も受賞。(岩本はオンライン参加のため、山本のみ壇上へ)

3Dゲームづくりの仕組みを構築するため、会社のVALUEのひとつ「RETRY(挑戦する、何度でも。」をまさに体現したお二人です。

続いての受賞者は、「ライトフライヤースタジオのベクトルを一つの方向に向かわせるStudio Art Direction Project」を牽引した、Studio本部 Produce室 Concept Artチームの後藤 仁。

“僕らの名刺になる作品をつくる”という想いを胸に、全タイトルの色を整え続けた後藤は、会社のVALUEのひとつ「RESPECT(互いを尊重し、わかりあう。)」を体現しました。

そして、栄えある最優秀社長賞は「Respectとプライドの集大成 ヘブンバーンズレッドプロデュース Project」を進めたBusiness Development本部 本部長 柿沼 洋平、Studio本部 Marketing部 部長 小泉 義英、Studio本部 Produce室 室長 下田 翔大。

社長は「この3人なしでライトフライヤースタジオは語れない」とのお墨付き。

受賞者のみなさんには、会場でもオンラインでも大きな拍手が送られました。

社長メッセージで閉幕。「期待に応えながら、挑戦し続けてほしい」

Partyもいよいよ大詰めです。最後に、FY22を総括して代表取締役社長の柳原よりコメントです。

柳原この8年間、昔からがんばってきてくれたメンバーや、新しく入ってきてくれた方々が協力してくれたおかげで、色々なプロジェクトが成功したんだと改めて感じています。
そして、この1年ないし数年のプロダクトに関わってくださったみなさん、本当にお疲れさまでした。今日まで力を尽くしてくれたPartyの実行委員のみなさまも本当にありがとうございました。実行委員の方々にあらためて大きな拍手をお願いいたします。
さて、FY22で大きな成果を出したあと、次のプレッシャーは相当なものとなり、苦しくなるかなと思っております。ゲームを楽しんでくださる方、そして社内からも期待値が上がり、自分たちが自信を持っていた部分にさえ壁を感じてしまうかもしれない。
でも今回のPartyでみなさんを褒め称えて、数字的な成果だけじゃなく、挑戦し続ける自分達の姿を改めて認識してもらえると嬉しいです。
ここにいるメンバーは本当にゲームが大好きで、「いつか自分が感じたような感動をお客さんに届けたい」という想いを胸に集まってくれました。今回の成果を喜び合いつつ、次の自分の挑戦、そして仲間の挑戦まで背中を押せるような人たちであってほしい。ライトフライヤースタジオはそんな場所でありたいとも思っています。
次のFY23、決して楽な道ではないと思いますが、最高のプロダクトと次世代リーダーをつくっていくために、引き続き大きな挑戦をがんばりましょう。みなさま本当にお疲れさまでした。

今回のPartyは、「もっともっと多くの方に楽しんでもらえるゲームをつくり続けたい」という社内の気持ち、熱意を再確認できた貴重な機会となりました。

これからも「新しい驚きを、世界中の人へ。」を体現し続けるべく邁進して参りますので、ぜひ今後のライトフライヤースタジオにもご期待ください。

ライトフライヤースタジオでは一緒に働く仲間を募集しています

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