
「マーケティングの力で"心震える、体験を"届けたい」新卒社員とマネージャーが語る ライトフライヤースタジオの成長循環
リアルイベントやSNS施策などコンテンツの魅力を多方面から伝えるのがプロダクトマーケティングです。ライトフライヤースタジオでは、インハウスマーケティングの強みを活かした企画を日々発信しています。
今回は、新卒からマーケティング部で活躍している先輩・後輩のお二人に、プロダクトマーケティングの魅力、仕事の楽しさと苦労を聞きました。

2018年グリーグループに新卒入社。内定者アルバイト時代から『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか~メモリア・フレーゼ~』のプロモーションに関わり、新卒入社後の配属以降ライトフライヤースタジオマーケティング部に所属。現在は、プロモーション始動時から参画している『ヘブンバーンズレッド』のアシスタントマーケティングプロデューサーとチームマネージメントを兼任している。

2024年グリーグループに新卒入社。エンタメ業界で働きたいと就活を進める中で、ライトフライヤースタジオと出会い入社を決意。配属後1ヶ月で社内イベントを任され、約半年後にはバンドツアーに密着した映像作品『Documentary of She is Legend』の映画館での全国上映を担当。現在は、『ヘブンバーンズレッド』のSNS運営やラジオ配信など幅広いマーケティング企画を担当している。2024年入社 新卒MVP最優秀賞を受賞。
お客さまにどう届けるか? を考え抜くチーム
── プロダクトマーケティングに関わっているお二人ですが、業務内容について教えてください。
五十嵐ライトフライヤースタジオのマーケティング部では、現在約40名のメンバーが働いています。ゲームごとにそれぞれ担当がわかれていて、私たちが担当する『ヘブンバーンズレッド』(以下、『ヘブバン』)には、プロダクトマーケティングとデジタルマーケティングのチームがあるんです。
プロダクトマーケティングは、『ヘブバン』の魅力をどう世の中に伝えていくか? を考え抜くチーム。私はマネージャーとしてチームメンバーをマネジメントしつつ、ヘブバンのアシスタントマーケティングプロデューサーとして、マーケティング戦略の立案実行から、リアルイベントや生放送の台本作りまで幅広く担当しています。
後藤私はSNSを中心にしたキャンペーンの企画や、ゲームメディアさんに掲載いただくニュースレターの作成など基礎的な情報発信や、毎週文化放送さんで放送しているラジオ番組『ヘブバンレディオ』、リアルイベント、WEBサイトのディレクション、インフルエンサーを起用した配信企画などを担当しています。

── 後藤さんって新卒入社でしたよね? 未経験から幅広い業務を担当されているとは……。
後藤はい、2025年4月で入社2年目になりました!
段階的にサポートしてもらえているので、結果としてできることがすごく増えた感覚なんです。「最初から全てひとりで」とかはなく、サブ担当から入って慣れてきた頃に主担当を任せてもらえているので、振り返ってみるとたった1年の中でも成長を実感できました。
五十嵐後藤さんが新卒でマーケティング部に配属した際、彼女にマーケターとしてなんでもできる人になってほしいと思い、できるだけ多くのことを経験できるようにさまざまな仕事にチャレンジしてもらいました。また、それはマーケティング部全体にも言えることで、幅広い視点で様々な業務をこなせる人が活躍していると思います。
SNSの投稿ひとつとっても「これしかやりません」という人が発信する情報より、ゲームの魅力を多方面から知っている人の方が届ける言葉に重みがあると信じています。SNSでコメントをいただくファンの方、リアルイベントに参加してくださるファンの方、それぞれの点と点がつながって、より良いものをお客さまに届けられると考えているんです。徹底的にこだわり抜く姿勢が浸透していると思います。
後藤どうしたら情報がわかりやすく届くか?どう届けたら喜んでもらえるか?のこだわりは1年でたくさん学ばせていただきました。
「新卒だからここまで」のような制限なく、現場で経験を重ね、現場で実践しながら学べたのも大きかったと思います。わからないこともすぐに相談できる先輩たちばかりなので、しっかりこだわれるというか。とはいえ、もっといろんなことができるように場数を踏んでいかないと! と思っています。

── ただ日々のタスクをこなすのとは違いますよね。みんながなんでもできるチームって強いです!
五十嵐分業にしたら効率的でラクになることも増えるかもしれません。でも、私たちは「お客さまに魅力を届ける」チームです。どう届けていくか? どうしたら伝わるか? そしてどうやって「心震える体験を」届けるか? 常に考え続ける姿勢こそが、マーケティング部の強みです。「何でもできるマーケター」として、幅広い業務に対応し、さまざまな視点からのアプローチで課題を解決できることが、このチームの自信につながっています。
全国の映画館50館で『Documentary of She is Legend』を上映
── 後藤さんがこの1年を振り返って、一番頑張ったことはどんなことですか?
後藤最初の頃は、たくさん先輩たちから「こうした方がいいよ」とアドバイスをいただく機会が多かったのですが、少しずつ「OK! これでいこう」と指摘なく進められるようになってきたことは、ワンアップを感じる瞬間だと思います。
五十嵐すごく後藤さんを褒めたいので、私からもいいですか?
── ぜひぜひ、お願いします!
五十嵐後藤さんは、配属されてすぐに全社イベントの企画を担当して、そこで社内外の人とコミュニケーションをとる筋肉をムキムキに鍛え上げてくれたのですが、そこから勢いが止まることなく、もともとあった粘り強さも武器になっていきました。
夏に全国の映画館で『Documentary of She is Legend(※1)』を上映する企画が立ち上がり、後藤さんが全国の映画館に「上映させてもらえませんか?」と営業をかけて、全国各地の映画館、50館で上映することができたんです。
※1『ヘブンバーンズレッド』の劇中バンドである「She is Legend」。彼女たちの半年間におよぶファーストツアー「She is Legend Live Tour 2023 "Extreme Flag"」に完全密着したドキュメンタリー作品のこと。

── お一人でですか!?
後藤もちろん先輩方のサポートは、ありですよ!(笑)

※後藤さんがゼロからアプローチした映画館。全国の様々な劇場で『Documentary of She is Legend』を公開できた
五十嵐ファンマーケティングの一貫として「実現したい」という願いも込めてスタートしたプロジェクトだったのですが、映画館に足を運んでくださったファンの方がSNSで感想を投稿していただいたり、来場者(お客さま)同士で仲良くなっていただいたり、映画館の方からも感謝の言葉など、ずっと「実現したい」と思っていたことを後藤さんが実現してくれた。素晴らしい成果だと思っています。
後藤恥ずかしいですけど、うれしいです!
もう当時の自分を思い出せないくらい夢中に取り組んでいたプロジェクトでした。こうして夢中になれたのも五十嵐さんの背中をみていたのが大きかったと思っています。
マーケティング部って社内外に関係者が多くいる部署なのですが、スピード感だけじゃなくどのボールをどこに渡すのがいいか? その判断力を横で見て盗ませてもらって、自分の仕事に活かしていくことができました。
開発もマーケティングも対等な立場でやることが大切
── 自社コンテンツの発信をインハウスで行う場合、どうしても開発との連携が必要になってくると思います。苦労することはありませんか?
五十嵐ライトフライヤースタジオの思想として「開発もマーケティングも50:50、対等な立場でやることが大切」ということが示されているので、開発もプロモーションのことを考えて連携してくれるし、発信する側もどんなゲーム内キャンペーンがお客さまに響くかは開発としっかり共有しています。
後藤開発側からの意見も活発ですし、ゲーム内の施策をプロモーションにも使えないか? という前向きな議論は積極的に行うようにしています。開発との距離が近いのは、ライトフライヤースタジオの魅力ですよね。
── 連携する際に心がけていることはありますか?
後藤連携する際には、同じ社内でも認識の齟齬が起きないように、説明を省くことなく丁寧にすることを心がけています。
お互いをわかりあう、リスペクトする気持ちを大切にしています。
五十嵐「リスペクト」も含めた“ライトフライヤースタジオ 3R”を社内では大切にしているんですが、これを日常の会話やSlackでもよく使うんです。
・「RESPECT」互いを尊重し、わかりあう。
・「RETRY」挑戦する、何度でも。
・「REFLECT」内省を経て、より高みへ。
「今のリスペクトが足りていないよね」「OK、リトライ!」「この部分はリフレクトしよう」のように言い合える関係性のメンバーなので、開発とのやりとりで「失敗したらどうしよう」って余計な心配がなく、風通しよく連携できる部分ではないでしょうか。

それぞれの部署が「心震える、体験を」届けているから、お客さまにも感動が届く
── おふたりがこのチームで、この会社で働く魅力を教えてください。
五十嵐手を挙げれば、挑戦できる環境があるのは大きな魅力だと思います。リアルイベントもそうですし、SNSやラジオなどさまざまなメディアでチャレンジができる。どんな環境でチャレンジしたいか、そこが明確な人は楽しく働けると思います。
後藤様々な場面で感じることがありますが、私は「細かいところまで、徹底的にこだわる」という点が魅力的だと感じています。
一つ例を挙げると、2025年2月に六本木の東京ミッドタウンで行われた『ヘブンバーンズレッド3rd Anniversary Party!』で、等身大フィギュアやスタッフアートの展示を行ったのですが、中でも等身大フィギュアへの照明の当て方に最後までこだわっていた五十嵐さんの姿が印象的でした。

後藤心震える体験を提供するために努力を惜しまないというか、照明の角度とか本当に少しの差に徹底してこだわるメンバーが揃っているのは、この会社で働く魅力だと思っています。細部までこだわる五十嵐さんの姿をみて「この会社でよかった」って心から思いました。
── 素敵なエピソードです! では最後になりますが、お二人の目標をお聞かせください。
五十嵐個人としては、引き続き『ヘブバン』を国民的IPにすること。マネージャー視点としては、ゲームマーケティングのプロフェッショナル集団になれるよう強くしていくこと。
これらのためにも、メンバーの挑戦を誰よりもサポートできる人でありたいですし、私自身もまだまだ成長し続けられるようチャレンジしていきたいです。
後藤長期的には情報や感動体験を届けるプロになること。
目下の目標としては、もっと『ヘブバン』の魅力を伝えるために、経験したことがないことも前のめりでやり切って行くことです。日々知識や経験を増やしてどんどん手を上げていこうと思っています。過去経験があることも、よりよくするにはどうしたらよいかを常に考えていきたいです。
五十嵐「前のめり」でいうと、社内のSlackに「前のめりGOTO(ゴトウ)」ってスタンプを作っていて、いい動きしたときにチームメンバーが押すようにしているんですよ。
── すごいいいスタンプ! 押されたらもっと頑張ろうって思っちゃいますよね。
後藤自分に言い聞かせている部分もあります。前のめりでいくぞ! って(笑)。
五十嵐後藤さんが1年前まで学生さんだったって信じられないくらい、前のめりで頑張ってくれているので、今後にも期待したいですね。
また、これを読んでいる方の中には、自分の力を試したくてうずうずしている方がいるかもしれません。年齢や経験問わず、想いを届けたい方そして成長を実感したい方とご一緒できたらうれしいです。

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